まず、クラッチが滑って60ｋｍぐらいしかスピードが出ないとの事でクラッチ板の交換をしようと
カバーを外し、部品を交換しようと思ったのですが開けてちょっとビックリ。
クラッチハブとクラッチオペレーティングがかなりやばい状態でして・・・
ここまで削れている物は、今まで見たことがないぐらいの酷い状態。
Kawasaki ゼファー400 修理
先日、修理依頼でゼファー400の引き上げに行き、修理をし始めたのですが・・・
右が正常なクラッチオペレーティング
右が正常なクラッチハブ
キズだらけというより、段差が出来てしまっています。
プレートの交換だけではなく、この部品も交換しなくてはいけません。
これでは、クラッチは切れないのは当たり前ですね。
クラッチ板交換の時は、必然的にオイルも抜かなくてはいけませんのでオイルも抜いてみたところ
これまた、ビクッリの量でした。
通常、ゼファー400は４L近くのオイルが入っているのですがこれだけの量のオイルしか入っていませんでした。
推定、0.4L～0.5Lってところでしょうか。
う～ん、これってちょっとエンジン大丈夫？？って不安がよぎりました。
クラッチ板交換をして、オイルを入れてエンジンをかけてみました。
が・・・
掛からない・・・
圧縮を測ってみたところ1番4番が残念でした。
やはり、あれだけのエンジンオイルの量ではエンジンが焼き付いてしまいます。
オイル量は、本当にバイクにとっては命取りになってしまいますから・・・
エンジンを直そうとすると相当な覚悟がいる金額なので、日頃からのメンテナンスをしっかりとした方がいいと思いますよ。
ご依頼があれば、エンジンのOHもさせて頂きます。
また、ご連絡をお待ちしております。
宜しくお願い致します。
では、無事故、無違反で・・・
たん車屋 R.C.R.T
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